多くの人びとが健康に暮らすため医薬品の製造・販売や健康食品・化粧品を販売
医薬品製造・販売(医薬品製剤製造業) 見学OK
多くの人びとが健康に暮らすため
医薬品の製造・販売や健康食品・化粧品を販売
佐藤薬品工業 株式会社
橿原市観音寺町9-2
TEL:0744-28-0021
設立:1951年 従業員数:633人
>> オフィシャルサイト
医薬品と奈良にゆかりの生薬で
高齢化社会と一人ひとりの健康を支える
製薬会社の目的は、体調不良や病気で困っている人を助ける医薬品や健康食品を世の中に出すこと。一人でも多くの人が健康になれるように、さまざまな成分を組み合わせて、より効き目のあるものを開発することを目指しています。人々の健康寿命を支え、保健衛生に貢献する仕事です。
薬づくりにはどんな仕事があるの?

どんな流れで薬を製造するの?

①薬の原料を量る(秤量)
研究開発が設定した手順通りに生産。原料を正確に量ります。

②原料を混ぜる
均一な薬を作るため、有効成分を特殊な機械で混ぜ合わせます。

③顆粒にする(造粒)
粉末に水分を加えて練ったり乾かしたりして、さまざまな剤形にしやすい顆粒にします。

④錠剤やカプセルに加工
顆粒を圧縮成形した錠剤や、苦みや匂いを感じにくいカプセルに加工します。

⑤コーティング(錠剤)
糖衣錠は、錠剤の表面を甘くコーティングし、飲みやすくした薬です。

⑥パッケージ
シート状に1錠ずつPTP包装したり、瓶に入れたり、パッケージには多くの種類があります。
地域でこんな活動もしているよ

球場のネーミングライツ
橿原市にある『佐藤薬品スタジアム』の命名権は、野球場の整備などの費用に利用されています。

スポーツ教室の開催
地域や小学校から依頼を受け、野球教室や薬づくりに関する出前授業を実施しています。

奉仕活動
地域や曽我川の美化活動をはじめ、街頭募金や老人ホームのお手伝い、献血など地域貢献活動を行っています。
こんな人が働いています
研究開発/松本真里子さん

「こんな薬を作ってほしい」という依頼を受け、成分の組み合わせを考え、試作を繰返し、新しい薬品を開発します。薬を製造するための手順書作成も私たちの仕事です。
製造/田端孔怜充さん

約20種類の薬の製造を担当。原料の取り間違いなどミスが許されない現場で、「病気を治し、医療に貢献する」という責任感を持って仕事をしています。

多くの医薬品開発や製造に携わった経験値や知識が求められる薬づくり。製品化されるまで何年もかかる薬も多いですが、開発した薬が薬局に並び、病院で処方されることで、苦しんでいる人を助けたり、一人ひとりの健康を支えたり、欠かせない意義の大きい仕事です。